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なぜマンション集合住宅はオートロックが必要なのか?その2

2018/10/23

皆様こんにちは。

今回もオートロックの必要性についてお話ししたいと思います。前回は、国土交通省のオートロックの定義と現場の声のお話でしたが今回は正に現場の声、あるマンションの住民説明会「オートロックにするかしないかを話し合う会」に参加した時のお話です。

結論から申し上げますと、実は、このマンションの説明会は2回行われ、

1回目 オートロック化否決

2回目 オートロック化可決

となり、管理組合が23年がかりでオートロック化に漕ぎつけました。

 さて、先ずは1回目の状況はこんな感じでした。

この手の会合では、賛成派、反対派、中立派?(いわゆる「どっちでもいいよ派)の3つに分かることが一般的です。

会が始まリ、商品説明、質疑応答と進み、初めは静かに進んでこのまま決まっていくのかなと思った矢先、反対派のある若い男性と中年の女性の二人が質問し始めた所から雰囲気が変わって来ました。男性の質問は、まともなこともいくつかありますが、とにかく重箱の隅をつつく様なネガティブ質問ばかりを繰り返しまします。

「システムが壊れたらどうするんだ?」

「お宅(弊社)が潰れたらどうするんだ?保証は誰がするんだ?」

「いたずらされたらどうするんだ?」

「何かあったとき直ぐ来れるのか?」

「(機械の細かい所を指して)これとこれは何で出来ているんだ?」

「誰が管理をするんだ?管理組合が全責任を負うのか?」

「どこで誰が作った機械なんだ?本当に日本製なのか!」などなど。

一方女性の方は、ただ面倒になるのが嫌なだけで、

「うちは留守がちなので宅配をいつも玄関先まで持って来てもらっているから困る」

「いちいち入るのにカードなんて面倒だ」

「別にそんなのつけなくても誰も困らない」などなど。

おまけにこのお二人大きな声で次々発言するので、周りの方々(中立派)もいい加減

嫌気がさしたのか、もうどうでもいいから早く終わらせて欲しい的な空気になって来て

結局否決に至ったと言う訳です。

 会合後、賛成派の人たちが、

「これでまた(反対派の人たちのせいで)物件価値を上げることが出来なかった・・・」とこぼしてのが印象的でした。

一生懸命理事会の人たちが積み上げてやっと開いた説明会を、ほんの一握りの反対派の人がぶち壊してしまった感じがして、自社のシステムが売れなかったことよりも理事会の皆様が不憫で仕方ありませんでした。

 さて、その翌年。第2回目の説明会が開かれました。

その際は、今度は賛成派の皆様の応酬です。

昨年出た問題点を、会合前に先手を打って全てのダメ出しをクリアーにしてから開催されました。よって、当日ほとんどの皆様が賛成に回り可決されました。

 あれから5年以上たちますが、特段問題もなく運用されております。この度のオートロックの必要性、色々ありましたが一番は賛成派の皆様がおっしゃってた「物件価値の向上!」だったと思います。

 

追伸 以前不動産屋さんに、オートロックにしたら家賃いくら上げられるのか伺ったことがあります。

 「地方なら500円、都市部なら1000円か2000円は上げられますね」 とおっしゃっておりました。お~、正に物件価値の向上ですね。

 

  部長M